〜脱衣所編〜 |
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2006年春頃、工事開始です。先ずは古くなった脱衣所の取り壊しから始めます。写真は広角で撮った訳ではありません。ただゆがんでいるだけです。 |
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「ガシャ」ユンボで引っ張ります。物を壊すときなんてあっけないもんです。 |
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新しい脱衣所作り。骨組みはストックしていた材から引っ張り出して組み合わせます。写真の曲がった木は、以前譲り受けた樹齢400年のミズナラの「小枝」。棟木&小屋束に使います。 |
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右半分が男性、左半分が女性用。前の脱衣所より広くなります。 |
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広くなっただけではありません。新脱衣所は床暖房付きです。「極寒の地でも快適な露天風呂」を作るため、断熱材でしっかり囲います。 |
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内装。建具と男女の間仕切りを作ります。あとは照明や小物類を入れれば大体完成です。 |
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天井。民家を解体してきたときに剥がして来た天井材を流用。先程のミズナラの「小枝」を下から見上げるとこんな感じです。 |
〜渡り廊下編〜 |
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次は建物から脱衣所へ続く渡り廊下の工事に取り掛かります。元々野ざらしだったこの場所は、雪が降る度に滑った転んだのトラブルが起こる等、冬になると露天風呂への足が遠のく原因のひとつでした。 |
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緩やかな階段を登っていくような造りです。屋根にも段差を付けます。屋根の仕上げは、短冊に切った四分板を重ねて打ち付けます。 |
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打ち付けます。 |
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打ち付けます。 |
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打ち付けます。約4,000枚の板、16,000本の釘をひたすら打ち付けます。そして疲れます。飽きます。 |
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壁張りもやっぱり飽きます。 |
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内壁はストックしてあったミズナラの板を張ります。とにかく堅い木なので手ごわいです。そして飽きます。 |
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続いて階段。飽きます。 |
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踏み板は民家から剥がして来た野地板を使います。これも飽きますが、飽きたら飽きた分だけ、出来上がった後にタバコをふかしながらうっとりと眺めることができるので頑張ることができます。 |
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脱衣所入り口の暖簾。オンナ。 |
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オトコ。 |
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拡大。「行者ニンニク印」! |
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照明を入れて完成。そしてうっとりと眺めます。 |
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渡り廊下の作業が終わる頃にはもう冬でした。2006年の作業はここまでです。この間、ご入浴をお断したり、作業している横を通って頂いたり等、お客様には大変ご迷惑をお掛けしました。 |
〜湯舟編〜 |
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2007/5/11の状態。作業再開しました。 |
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枠を壊す! |
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新しい枠! |
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スライス! |
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仮置き! |
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座りを良くする! |
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刻む! |
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仮組み! |
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今回の秘密兵器「エポキシ」! |
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盛る! |
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乗せる!叩く!! |
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休憩!! |
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石を貼り直す! |
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急ピッチで作業を進め、この時点で仮オープンしました。湯舟の周りに、雪が積もっても溶ける様に仕組みを作ります。 |
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湯舟周りを整え、脱衣所との間に目隠しの塀を作ります。 |
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「湯舟に入る直前まで裸が見えない」様に塀を設置。 |
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手摺を取り付け。照明は星がよく見えるように足元だけぼんやり照らしてます。星の里ですから。 |
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建物側の塀を作ります。湯舟以降の柱は全てオンコ。森本造園さん、大変お世話になりました! |
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木の表情に合わせる様に壁を作ります。 |
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この時期、我が家の大工が約1名鎖骨骨折で戦線離脱しております。 |
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壁を塗ります。今回はモルタルに藁と色粉を混ぜたものです。 |
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近くで見るとこんな感じです。 |
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足掛け1年、完成です!ひとつ残念なお知らせですが、野外サウナ「星の雫」はしばらくの間お休みします。壊しませんが、新しい設備に生まれ変わるべく只今画策中です。忘れた頃にポン!と出来てるかも?!お楽しみに! |
長々と最後までお付き合い頂きありがとうございました。
新しい露天風呂と共に皆様のお越しをお待ちしております! |